手術・治療について

ボツリヌス療法

ボツリヌス療法とは、まぶたのけいれんを抑える治療です

ボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシン(注射薬剤名:ボトックス)は、神経と筋肉の伝達を遮断する作用があります。この作用を利用し、緊張している筋肉に希釈したボツリヌストキシンを注射して筋肉を弛緩させ、けいれんの症状を改善する方法がボツリヌス療法です。当院では、「眼瞼けいれん」と「片側顔面けいれん」に対してボツリヌス療法をおこなっており、患者さまの約80%に症状の改善がみられます。仕事や日常生活での煩わしさを軽減することができるため、長引くけいれんに悩まれている方は、医師の診察をおすすめします。

効果

効果は2,3日後よりあらわれ、3〜6ヵ月持続します。その後は徐々に神経筋伝達作用が回復し、けいれんが再発してきますので、安定した治療効果を維持するために効果が無くなったら再度治療をおこないます。

副作用

副作用には閉瞼不全、角膜炎、眼瞼下垂などがあり、多くは薬の効き過ぎによるものです。いずれも一時的なもので1~2週間で消失します。