眼瞼手術

眼瞼手術がんけんしゅじゅつ

まぶたの病気には手術が必要なものがあります

手術が必要なまぶたの病気には、眼瞼下垂、眼瞼内反症(さかまつげ)、眼瞼周辺の腫瘍などがあります。
直接視力に関わることは少ない病気ですが、不快で疲労を引き起こすこともあるため、最近は積極的に手術で治すようになってきました。眼瞼手術は局所麻酔のため体への負担も少なく、入院の必要もありません。

眼瞼下垂

眼瞼下垂とは、上まぶたが下垂し目が開きにくくなる病気です。まぶたをあげる筋肉の働きがある程度残っている方に対しては、この筋肉を短縮する手術(ミュラー筋短縮術・挙筋腱膜修復術)をおこないます。レーザーメスを使うことで出血や腫れが少なく、術後1週間で抜糸します。

●局所麻酔 ●所要時間:約20分(片眼) ●日帰り手術

眼瞼下垂 手術前手術前

眼瞼下垂 手術後手術後

眼瞼内反症

まぶたが内側に向いているためにまつげが眼球に当たり角膜を刺激している眼瞼内反症は、症状に合わせて手術の方法を選択します。手術には、糸をまぶたの中に縫いこむことでまつげの根元を外側におこす『埋没法』、皮膚と皮下組織を切除して瞼板に縫い付ける『切開法』、 高齢者の下まぶたにおこなう『眼輪筋短縮術』などがあります。

●局所麻酔 ●所要時間: 約15分(片眼) ●日帰り手術

※子どもの逆まつげは下まぶたの皮下組織が厚いために起こり(睫毛内反症)、これは成長にともない改善することが多いため、強い角膜炎や視力障害を引き起こしていなければ、しばらくは経過観察となります。学童期になっても改善しない場合は手術をおこなうことがあります。

眼瞼内反症 手術前手術前

眼瞼内反症 手術後手術後

手術担当専門医

下江 千恵美 医師

下江 千恵美 医師