治療的表層角膜切除術

治療的表層角膜切除術(PTK)

治療的表層角膜切除術は、エキシマレーザーを照射し角膜の混濁を除く手術です

治療的表層角膜切除術(PTK)は、角膜上皮から実質の一部にエキシマレーザーを照射し、角膜の混濁を除去する手術です。角膜ジストロフィや帯状角膜変性症の治療に用いられ、混濁を減らすことで視力を向上させます。切除できる角膜量には制限があるため、一部の角膜ジストロフィなどでは、すべての混濁を除去できるわけではありません。

●点眼麻酔 ●レーザー照射時間:約1分 ●保険診療

角膜ジストロフィ

角膜ジストロフィは遺伝性の病気で、さまざまな種類があります。代表的な『アベリノ角膜変性症』では、角膜に顆粒状の小さい白色~灰白色の混濁がみられます。若い頃は、混濁は軽度であるため自覚症状はほとんどありませんが、加齢とともに混濁が広がり、黒目の部分(瞳孔領)に混濁がおよぶと視力低下が起こります。

PTK前手術前

PTK後手術後

帯状角膜変性

角膜の横方向の角膜上皮下にカルシウム塩が沈着することで、帯状の角膜混濁がみられる病気です。混濁が黒目の部分(瞳孔領)にかかってくると視力低下をきたし、病状が進行すると疼痛を訴えることもあります。

PTK前手術前

PTK後手術後

ご注意ください

手術終了後は角膜保護のためにソフトコンタクトレンズを装用していただきます。
視力は1ヵ月程度で落ち着いてきます。

手術担当専門医

藤田 善史院長

藤田 善史 院長