手術・治療について

オルソケラトロジー

オルソケラトロジーとは手術の要らない一時的な近視矯正プログラムです

特殊なコンタクトレンズで、一時的に近視を矯正する治療プログラムです。夜間寝ている間に特殊な形状の高酸素透過性ハードコンタクトレンズを装用することで角膜の形状を整え、昼間は近視を矯正した状態を維持します。40歳以下の軽度から中等度の近視の方に有効です。

オルソケラトロジーのしくみ

オルソケラトロジーには以下のような特徴があります

  • 手術と違って角膜に傷を作らない
  • レンズ装用を中止すると近視は元に戻る
  • 日中はメガネやコンタクトレンズなしでスポーツが可能

オルソケラトロジーは以下の方には向いていません

  • 角膜のカーブが極端にゆるい方やきつい方
  • 暗いところで瞳孔が極端に大きくなる方
  • 40歳以上の方
  • 円錐角膜、重度のドライアイ、角膜結膜疾患のある方

当院では専用レンズ「オルソ-K」を使用しています

日本で初めて認可を取得したオルソケラトロジー用レンズ「オルソ-K」を使用しています。「オルソーK」は、ベースカーブ(BC)、リバースカーブ(RC)、アライメントカーブ(AC) および、ペリフェラルカーブ(PC)の4つのカーブで構成されています。

オルソ-K

通常のハードコンタクトレンズとオルソケラトロジーレンズの違い

オルソケラトロジーのレンズは中心部が平坦になっており、角膜にこの部分が接触、角膜を圧迫して近視を矯正します。

通常のハードコンタクトレンズとオルソケラトロジーレンズの違い

安全性について

当院で使用するレンズ「オルソ-K」は、国内で臨床試験を実施し2009年4月にオルソケラトロジー用レンズとして認可されました。 重篤な障害はなく、その有効性、安全性が認められたレンズではありますが、1年以上の長期の経過や18歳以下の使用例についての詳細な報告はまだありません。使用を中止すれば、使用前の状態に戻りますが、適切な使用法と定期検診が重要です。当院では各種検査をおこない、患者さまの眼の安全を確認しておりますので、使用後の定期検診は必ず受けましょう。

プログラムの流れ

1回目の来院

(1)オルソケラトロジープログラムの内容、契約の説明
(2)適応検査
オルソケラトロジーが装用可能かどうか検査をおこない、医師が適応と判断した場合はテストレンズを処方します。ハード・ソフトコンタクトレンズを既に使用している方は、2~3週間レンズの装用を中止してから検査をおこないます。
(3)テストレンズ処方

2回目の来院

(4)テストレンズ装用後の検査
(5)オーダーレンズ注文

テストレンズ装用後の検査結果が良ければレンズを注文します。
テストレンズ装用後の検査結果が悪ければ、テストレンズを変更し、再度試していただくこともあります。

3回目の来院

(6)オーダーレンズお渡し
レンズが届き次第ご連絡させていただき、プログラムを開始します。

その後

(7)定期検査
1ヵ月、3ヵ月、その後は3ヵ月ごとに定期検査を受けていただきます。プログラムの契約は1年ごとです。継続する場合は継続手続きが必要です。

オルソケラトロジーは自由診療です

オルソケラトロジーレンズによる近視矯正プログラムの検査は保険適用外となり、すべて自由診療になります。

オルソケラトロジープログラムの費用は、片眼10万円、両眼20万円です

上記には以下が含まれます。

  • 消費税
  • 契約1年間の検査費
  • 契約1年間の診療費
  • 初回ケア用品代
  • テストレンズ処方(2万円)
  • プログラム3ヵ月以内の解約の場合、プログラム代金の支払い金額のうち、片眼2万円、両眼12万円を返金させていただきます。また、レンズは医師に返却していただきます。
  • 1年契約の終了後、継続契約される場合は、片眼4万円、両眼6万円です。上記には、契約1年間の検査費及び診療費、消費税が含まれます。